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雲南市社会福祉法人連絡会ニュープロジェクト(動く防犯カメラ事業)がスタートしました

2019-12-20
 この度、雲南市、雲南警察署、雲南市社会福祉法人連絡会(※)が連携して行う『雲南市社会福祉法人連絡会ニュープロジェクト(動く防犯カメラ事業)』を本格的にスタートさせる節目として、令和元年12月18日(水)、雲南警察署において『送迎用等車両を活用した防犯・交通安全に関する協定書調印式及びマグネットステッカー贈呈式』が行われました。
 この活動は、私たち雲南市社会福祉法人連絡会で同防犯活動を実施するため立ち上げた『うんなん福祉・安全サポーター』が、雲南市、雲南警察署と密に連携し、地域の防犯活動への協力を行うことで、地域の犯罪ゼロを目的に行う活動です。
 初動としては、まずマグネットステッカーを作成し、各車両に張り付けることにより防犯活動に努めていきます。
 このマグネットステッカーの作成にあたっては、三刀屋高等学校の美術部のみなさんの素敵な発想により、雲南市をイメージさせるコウノトリが、子どもたちを守るという素敵なデザインで描かれ、地域の安全を一緒に守っていくというイメージの素晴らしいデザインに仕上げていただきました。
 これからの活動を彩り地域の皆さんに親しんでいただけると思います。ほんとうにありがとうございます。
 このマグネットステッカーを貼り付けた上で、雲南市内の社会福祉法人が所有する送迎用等の車両(所有する車両は全体で約250台)にドライブレコーダーを搭載することで、いわゆる『動く防犯カメラ』としての役割も担いたいと考えております。
 非常に残念なことに、全国的なレベルでは、凶悪な犯罪が連日メディアを賑わしているような状況でありますし、雲南市内に目を向けてみますと、不審者情報が度々寄せられているような状況です。典型的な中山間地域に存する我が雲南市では、地域の特性から、防犯カメラが十分に整備されていないのが現状です。今回これらの不安要素をできる限り払拭したく、この活動を実施することにより、地域の犯罪の抑止に繋げたいと考えております。
 雲南市社会福祉法人連絡会の各法人では、そのサービスの一環として、利用される方に対して送迎サービスを提供しています。その送迎サービスに着目してみますと、時間帯こそ各法人でまちまちでありますが、学校に通う子どもたちの登下校と概ね重なります。また、日中も外出活動や事務手続き等があることを踏まえると、その移動範囲は雲南市内全域を対象とすることができるのではないかと考えております。
 前述のとおり、雲南市内の社会福祉法人が所有する車両は約250台に上ります。これらの車両の内、少しずつですが、ドライブレコーダーが搭載(当事業の実施を目的とした補助金も活用させていただくことができ、令和元年12月現在、130台を超える車両にドライブレコーダーが搭載されています。)されることにより、一つの法人では微力であっても、雲南市内の社会福祉法人が手を取り合い実践することができれば、大きな力となり、記録時間も記録範囲の相当程度になると想定されます。
 さらに、福祉サービスを利用される方々は、定期的に利用される方が多く、同じ場所に同じような時間帯で通過するという特性を有しておりますので、各所に防犯カメラが設置されているのと引けを取らない効果が発揮されるものと考えます。
 今後は、雲南市、雲南警察署、雲南市社会福祉法人連絡会がしっかりと連携し、『うんなん福祉・安全サポーター』の愛称で地域の防犯活動に寄与していきます。
 
(※)
 雲南市社会福祉法人連絡会とは、雲南市内に所在する社会福祉法人の地域における使命と役割の向上を図り、社会貢献事業などにより地域の福祉の増進を進めるため、会員相互及び行政機関tのの密接な連携を図ることを目的に、平成29年3月に発足したものです。雲南市社会福祉法人連絡会は、参加が任意のチームでありながら、雲南市内の全ての社会福祉法人(14法人)がその趣旨に賛同し組織しています。
 組織することとなった最大のきっかけは、平成28年改正社会福祉法において、社会福祉法人の公益性・非営利性を踏まえ、法人の本旨から導かれる本来の役割を明確化するため、「地域における公益的な取組み」の実施に関する責務規定が創設されたことにあります。
 きっかけこそ前述のとおりですが、今では、その責務の枠を超えて、連携して事業を行うことへの有益性を実感しているところです。
 キャッチフレーズは・・・
 
 『ALL UNNAN 地域の活性化を社会福祉法人から』
 
 地域の活性化を生んだ要因の一つが、社会福祉法人が実践する地域貢献活動だとしたら幸せに思います。
 
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